望郷編は、中江藤樹の有名なエピソード（この逸話は後世の創作とも言われていますが）を、
歴史浪漫プロジェクト風にアレンジしました。
お母さんの厳しさをうまく表現できたかどうかはわかりませんが、
加藤さんを絡めたお話はあれこれ考えているだけで楽しかったです。

作画：八重樫チヒロ

正直、中江藤樹という人物を全然知らなかったのですが、
少年らしさがうまく出たお話になっているので、絵でそれを引き出せたらと思って描きました。
旅に出てからの加藤さんはいい味を出していて、気に入っています（笑）。

プロデューサー： Ｍ上

江戸時代初期の陽明学者として有名な中江藤樹。
幼少期を米子で過ごしているのですが、原案Ｔ氏のアレンジで
うまく伝わったのではないかと思います。
米子市には父と暮らした家跡に石碑が建てられていますので、
一度訪ねて見られてはいかがでしょうか。