新 チャリポタの自転車探訪記
■山中鹿介探訪記(10)
大膳が伊織介に気を取られた一瞬のすきに、
鹿介はあっさりと勝負をつけました。
みなは、その目にもとまらぬ速さに驚き、
川の侍たちも間に合わなかったことをくやしがっています。
おおきな歓声です! 敵陣からも。。。
まさに、名誉の一戦
これにまさるものなし。
されど、鹿介たちは活躍かなわず
城を明け渡し、故郷をあとにすることになりました。
久家はというと、毛利の軍門に下り
幸盛とは袂をわかちます。
ふたりが、ふたたび出会ったのは・・・
次回につづく
イラスト・文/チャリポタ