チャリポタの自転車探訪記
■日吉津村に現存する米子城の城門
明治初期に米子城天守閣が解体された頃、20棟あった城門は民間に払い下げられています。当時のままの城門が日吉津村に残されているという情報。
さっそくチャリポタは日吉津村内を自転車で探しまわってみましたが、門のある家がたくさんあって見分けがつきません。
日を改めて、今度は村の古老に話を聞いてから、出直すチャリポタです。
車では入れないような路地を少し入ったところに城門は大切に残されてありました。
家のご主人に、本物かどうかお聞きし、写真のHPへの掲載許可をいただいて、撮影したのがこれです。
<城門写真1>
一見すると、普通の門と変わりなさそうですが近づいてみると、
<城門写真2>
扉が1枚板で作られています。合板ではない!
さらに、千両箱のように、鉄の板で補強があちこちにされています。
これこそが、城門ならではの特徴。
横に回ってみると、
<城門写真3>
すかし模様の細工が細かい、いい仕事してますね。
小さなシャチホコも素敵です。
これは歴史好きにはたまりませんね。百年以上の時を経て、米子城門を見れるなんて。
大切に代々保存されていた家の方には頭がさがります。撮影許可もありがとうございました。
他にも残っているかもしれません。見つけられた方は、米子歴史浪漫プロジェクトまで御一報ください。
チャリポタがリポートしますので。
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文・イラスト/チャリポタ