■宮水（みやみず）

「米子の三名水」の２つ目は、鳥取大学病院の近くの賀茂神社の境内にある「宮水（みやみず）」です。

かつて中海の入江は賀茂神社の辺りまで入り込んでいて、漁師たちの飲料用の井戸として掘られた「加茂の井戸」と呼ばれる井戸がもとになっています。

こちらは、現在でも飲用可能で、インターネットで販売されたこともありましたが、ボトルを持参すれば２リットルまで無料で持ち帰れるようです。（賽銭箱もちゃんとおいてあります）

他にも境内には、宮水の霊験あらたかな使用法が書かれた看板や、屋根をくぐって身を清める仕掛けがあったりして、参拝者を喜ばせています。

水道の蛇口をひねると水が出ますが、すぐに飲むと水道管の鉄の匂いが強いので、しばらく水を流しっぱにして飲んでください。


あまり長い時間流しっぱにすると神主さんにしかられるかも。

文／チャリポタ